うつ病と統計情報のQ&A

うつ病というとみんな人それぞれイメージを持っていると思うのですが、
統計情報をしっかりと知っておくと、思い込みに左右されなくて安心です。
しっかりと現実を知りましょう(^^)。

うつ病と統計情報のQ&A記事一覧

うつ病の患者さんがどれくらいいるか気になりますよね。厚生労働省の調査によると、今までの人生でうつ病にかかった事のある人は15人に1人だそうです。過去に1年間の間にうつ病になった事のある人は、約50人に1人と言う結果が公表されています。うつ病にかかる確率(生涯有病率)は7%くらいで、過去1年間にうつ病になった人(12か月有病率)は2%といった所です。ざっくり計算すると、40人学級だったら、3人くらい...

うつ病の再発率は気になる所ですよね。ちなみに、うつ病の場合は治ったのは、治癒という表現ではなく寛解と言う表現が使われます。2ヶ月間症状が出ていないと回復したと数えられるようです。相談者さんの質問の通り、はじめてのうつ病にかかった人の再発率は80%と言う研究結果があります。一生の間でみると4回は再発するようです。これは海外の研究です。日本の研究として、日本うつ病学会の発表した再発率のデータを紹介しま...

確かに、こころの病が多い年代は30代だと言われています。2008年の日本生産性本部メンタルヘルス研究所の調査によると、こころの病が企業の中で一番多い年代は1位:30代2位:40代3位:10〜20代4位:その他5位:50代と言う結果が出ました。30代は全体の約60%と、2位の40代の約20%をかなり上回る数字が出ています。理由として考えられるのは、会社の構造として、30代は中間管理職が多く上司と部下...

うつ病で働けなくなる人が増えると社会的にも大きな損失です。2009年に国立社会保障・人口問題研究所という所が調査結果を出しています。それによると、自殺やうつ病がなくなった場合の経済的便益(自殺やうつによる社会的損失)の推計額は、  (1) 2009年の単年度で約2.7兆円  (2) 2010年でのGDP引き上げ効果は約1.7兆円という事です。。。自殺とうつ病が混じっているので、単純にうつ病だけの損...

A 男性と女性では、女性の方が2倍うつ病にかかりやすいと言われています。これは世界的な傾向だそうです。女性が多い理由としては、出産などの産後うつが1つの要因として挙げられています。子どもを産む事も大変だし、子どもを育てる事もかなり大変ということが影響しているようです。この2倍というデータは平成16年の厚生労働省の発表です。調べてみると、近年ではうつ病にかかる男女比は同じになっているという話も出てき...

どれくらい治るかは気になるところですよね。うつ病は70%程度は治る病気だと言われています。それじゃあ、残りの3割は治らないの??と思いがちですが、そうではありません。この70%というのは、1つ目に試した抗うつ薬が効果がなかったと言う例のことで、その後別の抗うつ薬を試したら、効果的であったと言う例があるようです。なんだかんだで、8割、9割には抗うつ薬が効果的だというデータがありました。ただしこれは、...

うつ病の方の場合は、これまで楽しんでいた自分の趣味などにも興味をもてなくなります。また、集中力や記憶力が落ちたり、自分を責めて、時には自殺を考えると言った特徴があります。他にも体の不調として、肩こりやめまい、胃腸の障害なども出ます。仕事もできなくなるので、この辺りが怠けと勘違いされやすい所ですが、病気なので、簡単に回復せず2週間以上続いていると言うのがうつ病の特徴でしょうか。怠けの場合は、仕事場面...